さて、前回の記事ではFXで稼ぐ仕組みについて勉強しました。
前回勉強した内容だけで真に受けるとFXで稼げることは分かっても、
「1円や2円稼げたって、全然嬉しくない!」
となってしまいますね。
また、取引するお金を増やしたいけど予算がない!!
という方も多いはず。
そんな悩みを解決するためにレバレッジは存在してます!
記事を読み終わる頃にはレバレッジの本質がわかっていることでしょう!
レバレッジとは??わかりやすく意味を解説!
ここでFXをやる人全員に知っておいて欲しい事がレバレッジという仕組みです。
レバレッジというのはいわゆる「テコの原理」です。
小さな力で大きな物を持ち上げるというあれです。
FX的に言い換えると、小さな資金で大きな取引ができるシステムという意味になります。
イメージしにくいと思うので、具体例を使ってみていきましょう!
たとえば、
1ドル100円というレートの時に
100円で1ドル買っておいたとします。
その後、1ドル101円に変わったとすれば
円に戻した時、1円の儲けになる
ということはわかりますよね?
これにレバレッジをかけるととどうなるのでしょうか?
日本のFX取引をする証券会社はレバレッジが基本的に最大25倍と決まっているので その規定で取引をすると儲けが25倍になってしまうのです。
25倍という数字は驚異的ですよね!
レバレッジの効果は少しお分かり頂けたと思います。
さらに実際の取引ではレバレッジだけでなく、
通貨の交換量をコントロールすることで、もっともっと稼げる量も倍増する訳です。
わかりにくいと思うので、具体例を見てみましょう!
たとえば、1ドル100円の為替相場の時に
1万円を出してドルを買う場合、手数料を考えなければ100ドル分の通貨に交換できますよね?
この時、25倍のレバレッジもかけて取引をしているとしたら
為替レートの変化でどうなるでしょうか?
翌日に1ドルが101円になったとしたら
レバレッジが無かった場合、円に戻せば100円の儲けです。
しかし、25倍のレバレッジもかかっていたなら
100×25で2500円の儲けになるという意味です。
なんとなく意味は分かりましたか?
今回は簡単な例え話で表現していますが、
とにかく重要で覚えてもらいたいのは、
いくら分交換するのか? どれだけのレバレッジで取引するのか?
によって儲けや損失額も大きく変わるという事です。
ですから、FXはちょっとしか儲からない・・・
という事はなく、むしろレバレッジが効くために
大きな取引をして一気に大金を稼ぐことも可能なのです。
ただ、その逆で大金も失う恐れがあることも覚えておいてください。
とりあえず、レバレッジを知る前に感じていた、
FXでチョビチョビしか稼げない・・・
という幻想はこれで無くなったと思います。
大きく資金を投入する事や大きなレバレッジをかける事は
儲けと損失の大きさを広げる事につながる訳で、
つねにリスクと隣り合わせということは覚えておきましょう!
ただし、
基本的に日本の証券会社はレバレッジを自分でコントロールはする事はできません。
基本的には25倍に固定されている感じになります。
私たちがコントロールできるのは、いくらのお金を1回の取引に使うか?
という「掛け金」に値する部分だけになります。
その部分は、ロットという呼び方をしたり
●万通貨という言い方をしたりしてトレードする金額を設定します。
レバレッジの本質とは?
FXを少しかじっただけの素人は
高いレバレッジを悪のように言いたがります。
そんな人たちは無視しましょう!
プロが考えるレバレッジとは、
レバレッジがあるからこそ、逆に少額でトレードできる為リスクを減らせる
という考えです!
あまりレバレッジについて解説している、
セミナーや本などが少ないので、しっかり理解して欲しいのですが、
レバレッジ無しでFXをやろうとしたら
本来、証拠金と呼ばれる取引に使う資金は
とんでもなく高額になってしまうのです。
具体的に言えば、
1ドル100円の相場の時で1万ドル(100万円)です!
しかし、その額を最初から誰でも出して取引を始められる訳ではないですよね?
もっとレバレッジが高ければ
もっと少ない金額でトレードを開始できます。
俗にいうハイレバという物です。
つまり、
レバレッジは危険な仕組みなのではなく、
少額で参入させてくれる機能だと捉えるべきなのです。
リスクをコントロールするのはレバレッジではなく、
どれだけの資金を1回の取引に投入するか?という部分です。
そちらの方がとっても重要でありその部分をしっかり計算しないで
大きな金額をいきなりブチ込んで大損している人がほとんどなのです。
資金管理をどうすべきかは
しっかり解説していきますから
今回はレバレッジの意味だけしっかり覚えておいて下さい。